北野寺(滋賀)
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北野寺 本堂 |
北野寺(きたのじ)は
滋賀県彦根市にある
真言宗豊山派の寺院。
北陸自動車道「彦根」
ICから15分程の所にある。
720年(養老4年)
元正天皇の勅願により
藤原房前が堂宇を建立した
のが始まりと伝える。
房前は近江国司・
鎌足の孫で、聖観世音
菩薩を安置したという。
当初は彦根寺と称し
観音信仰もあり、参詣者で
賑わい、参道は巡礼街道
とも呼ばれたと云われる。
1603年(慶長8年)
彦根城を築城の際、現在地
に移され、北野寺に改称
されたという。
以来、彦根藩歴代藩主
の祈願寺として庇護される。
近江西国三十三所観音
霊場第14番、近江湖東
二十七名刹霊場5番、びわ湖
百八霊場58番札所である。
北野神社天満宮と隣接し
明治の神仏分離までは
一体であったと云われる。
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北野寺 行者堂 |
所在地 |
滋賀県彦根市馬場1-3-7 |
山号 |
金亀山 |
宗派 |
真言宗豊山派 |
本尊 |
聖観世音菩薩 |
創建年 |
720年(養老4年) |
開基 |
藤原房前 |
備考 |
近江湖東二十七名刹霊場5番 |
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