多田幸寺(滋賀)
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多田幸寺 中門 |
多田幸寺(ただこうじ)は
滋賀県長浜市にある
臨済宗妙心寺派の寺院。
JR琵琶湖線「田村」
駅から徒歩5分程の
田村山の麓にある。
1018年(寛仁2年)
源賢法師により開創
されたと云われる。
法師は源満仲の三男・
美女丸。出家して
比叡山の恵心僧都のもとで
修行したとされる。
美女丸が幼少の頃、
父の勘気に触れ、打首の
身代わりになった幸寿丸の
霊を弔うため創建したという。
多田幸寺の由来は
父のいる「多田」の地名と
幸寿丸の「幸」の1字から
とったとされる。
創建当初は七堂伽藍を
配する天台宗。その後、
日蓮宗さらに臨済宗に改宗。
本尊の薬師如来坐像は
平安前期の作といわれ
国の重要文化財である。
秘仏で50年1回公開される。
信長の兵火などで焼失するも
本尊は無事であったという。
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多田幸寺 本堂 |
所在地 |
滋賀県長浜市田村町338 |
山号 |
一簣山 |
宗派 |
臨済宗妙心寺派 |
本尊 |
薬師如来 |
創建年 |
1018年(寛仁2年) |
開山 |
源賢法師 |
備考 |
田村山の麓 |
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