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西徳寺(滋賀)


西徳寺 山門


 西徳寺(さいとくじ)は
滋賀県長浜市にある
真宗大谷派の寺院である。

 塩津街道と北国街道
の交差する木之本町の
西郊、赤尾地区にある。

 創建は定かでないが
惣道場から発展した
在郷真宗と云われる。

 惣は自治的・地縁的
結合による村落形態で
そこから生まれた
真宗道場とされる。

 本堂は珍しい茅葺
である。屋根の葺き材は
琵琶湖のヨシという。

 妻入、入母屋造、
桁行16.5m、梁間11.5m、
外観は民家風であるが
内部は真宗本堂形式。
 
 1713年(正徳3年)
頃の建築と云われ
国の重要文化財である。

 道場の歴史を遡ると
最初に建てられたのは
1473年(文明5年)頃。
信長の兵火により焼失。

 1600年に再建、1713年
頃に手狭になり再々建し
現在に至っているという。


西徳寺 本堂


所在地 滋賀県長浜市木之本町赤尾601
山号 宝石山
宗派 真宗大谷派
本尊 阿弥陀如来
備考 惣道場



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