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悉地院(滋賀)


悉地院 山門


 悉地院(しっちいん)は
滋賀県米原市にある
真言宗豊山派の寺院。

 北陸自動車道「米原」
ICから25分程の所にある。
近江で最も高い「伊吹山」
の山麓に位置する。

 創建は定かでないが
673年(白鳳2年)
役行者の開山と伝える。

 以来、山岳信仰の聖地・
修験道の霊場で知られる。

 852年(仁寿2年)
元興寺の三修上人が入山。

 伊吹山寺を伊吹山
四大護国寺として
寺観が整えたという。

 伊吹山寺は弥高寺、
長尾寺、太平寺、観音寺
の総称である。

 悉地院は弥高寺の
法灯を引き継いだという。

 後醍醐天皇の時代
中宮藤原禧子皇子御産
祈祷所となる。

 その後は受難が続き
信長の兵火で焼失。
1768年(明和5年)
現在地にて再建される。


悉地院 本堂


所在地 滋賀県米原市上野1
山号 伊吹山
宗派 真言宗豊山派
本尊 千手観音菩薩
創建年 (伝)673年(白鳳2年)
開山 (伝)役行者
備考 近江湖北二十七名刹霊場22番



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