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成菩提院(滋賀)


成菩提院 山門


 成菩提院
(じょうぼだいいん)は
滋賀県米原市にある
天台宗の寺院である。

 JR東海道本線「柏原」駅
から徒歩10分程の所にある。

 柏原宿は中山道の宿場町
として栄え、また中山道の
前身の東山道沿いにあり
多くの武将が宿泊している。

 寺伝によれば、815年
(弘仁6年)最澄が東国に
向う途中、草庵を築いた
ことに始まると伝える。

 天台宗の談議所となり
のちに延暦寺の別院の
一つとなったという。

 秀吉・家康からの支援
を受け、20世・天海僧正は
家康の参謀として知られる。

 佐和山城主・石田三成
の「十三ヶ条掟書」が残る。

 当時、この当たりは
石田三成の生誕地に近く
また、成菩提院村と呼ばれ
寺領であったという。

 信長や関が原の戦で
寝返った小早川秀秋も
戦前に宿泊したと云われる。


成菩提院 本堂


所在地 滋賀県米原市柏原1692
山号 寂照山
宗派 天台宗
本尊 十一面観音
創建年 815年(弘仁6年)
開山 澄最
備考 天海僧正ゆかりの寺



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