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孤篷庵(滋賀)


孤篷庵 山門


 孤篷庵(こほうあん)は
滋賀県長浜市にある
臨済宗大徳寺派の寺院。

 北陸自動車道「長浜」IC
から15分程の所にある。

 京都の大徳寺の
塔頭・孤篷庵に対して
近江孤篷庵とも呼ばれる。
  参考→大徳寺

 小堀遠州(こぼりえんしゅう)
の菩提寺で知られる。

 小堀遠州は千利休、
古田織部と共に日本
三大茶人とされる。

 1653年(承応2年)
宗慶(正之)が父の
菩提を弔うため開創
したと云われる。

 大徳寺から円恵を
迎えて開山したという。
孤蓬は遠州の号である。

 現在の本堂は1965年
(昭和40年)再建。

 遠州は茶人と共に
造園作庭家でも知られる。

 本堂南に枯山水、
東面に近江八景を模した
池泉回遊式庭園があり
県の名勝に指定されている。


孤篷庵 本堂


所在地 滋賀県長浜市上野町135
宗派 臨済宗大徳寺派
本尊 釈迦如来
創建年 1653年(承応2年)
開基 宗慶
備考 小堀遠州の菩提寺



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