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小谷寺(滋賀)


小谷寺 本堂


 小谷寺(おだにじ)は
滋賀県長浜市にある
真言宗豊山派の寺院。

 北陸自動車道「長浜」
ICから15分程の所にある。

 728年(神亀5年)
泰澄上人により開創
されたと云われる。

 上人は加賀白山の
開祖で白山から伊吹山
までの峰々に修験道場を
開いたとされる。

 その際、小谷山に
建てられた6坊の一つ
常勝寺が前身という。

 1429年(永享元年)
花園天皇より如意輪山の
勅額を賜り勅願寺となる。

 その後、浅井亮政が
小谷山の上に城を築き
祈願寺とし、小谷寺に
改称したと云われる。

 1573年(天正元年)
小谷城の落城で焼失。
長浜城主の豊臣秀吉が
現在地に再建したという。

 本尊の如意輪観音は
像高22cm、金銅の
半跏思惟像である。
鎌倉後期の作とされる。


小谷寺 鐘楼


所在地 滋賀県長浜市湖北町伊部329
山号 如意輪山
宗派 真言宗豊山派
本尊 如意輪観音
創建年 728年(神亀5年)
開基 泰澄上人
備考 浅井氏の祈願寺



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