千手院(滋賀)
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千手院 本堂 |
千手院(せんじゅいん)は
滋賀県長浜市にある
真言宗豊山派の寺院。
北陸自動車道「長浜」
ICから15分程の所にある。
創建は定かでないが
1456年(康正2年)開基
永澄とも伝わる。
本尊は千手観世音菩薩。
田舟に乗り川を流れるのを
漁師が見つけて持ち帰り
堂を建て祀ったと云われる。
千手院と称するように
なった時期は不明であるが
古来「川道観音」の名で
親しまれていたという。
本尊は本堂内陣の
大宮殿に安置されている。
秘仏で、33年に1度しか
開帳されていない。
また、本尊の代わりの
御代仏(ごだいぶつ)
千手観世音菩薩は
毎年11月4日に開帳される。
本尊、御代仏の2尊とも
国指定の重要文化財である。
鐘楼堂は周囲を掘で
囲まれている。梵鐘は
京都の冶工・和田信濃大掾
藤原國次の鋳造という。
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千手院 鐘楼堂 |
所在地 |
滋賀県長浜市川道町452 |
山号 |
来迎山 |
宗派 |
真言宗豊山派 |
本尊 |
千手観世音菩薩 |
創建年 |
(伝)1456年(康正2年) |
開基 |
(伝)永澄 |
備考 |
川道観音 |
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