安楽寺（滋賀・長浜）

安楽寺　山門

　安楽寺（あんらくじ）は
滋賀県長浜市にある
臨済宗妙心寺派の寺院。

　北陸自動車道「長浜」
ICから15分程の所にある。

　1279年（弘安2年）
藤原不比等の別荘地に
安楽精舎を建立した
のが始まりとされる。

　東福寺5世・仏智禅師
を開山に迎えたという。
　　参考→東福寺

　足利尊氏が進軍中
祟りの石を納めて供養。
動かぬ馬が進みお礼に
三百石の御朱印を贈る。

　その際、自分の死後
爪を埋葬するよう遺書を
残しその「爪塚」がある。

　足利尊氏の庇護を
受け、一時栄えたが
戦国の兵火により消滅。

　江戸時代になり
彦根城２代藩主・井伊
直孝により再興。

　琵琶湖を模した池を
中心とする「山水廻遊式
鶴亀庭園」は夢窓国師の
作と伝えられる。

安楽寺　境内