福田寺(滋賀)
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福田寺 本堂 |
福田寺(ふくでんじ)は
滋賀県米原にある
浄土真宗本願寺派の寺院。
北陸自動車道「米原」IC
から車で10分程の所にある。
長沢にあり、別称
「長沢御坊」とも呼ばれる。
683年(天武天皇12年)
息長氏の氏寺として
開創されたのが
始まりと伝えられる。
当初は法相宗であったが
平安期に天台宗へ。また
鎌倉期、浄土真宗に改宗。
書院は浅井御殿とも
呼ばれ、浅井長政の居城・
小谷城の遺構を移築した
ものと云われる。
書院の南庭は蓮如作
と伝わる枯山水庭園で
国指定の名勝である。
22世摂専の内室として
二条家の姫が入輿した時
随従する奴の「奴振り
(やっこぶり)」で知られる。
公家奴振りといわれ
県の無形民俗文化財。
今でも毎年、春秋の2回
当時の姿が再現される。
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福田寺 書院 |
所在地 |
滋賀県米原市長沢1049 |
山号 |
布施山 |
宗派 |
浄土真宗本願寺派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
683年(天武天皇12年) |
別称 |
長沢御坊 |
備考 |
公家奴振り |
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