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良疇寺(滋賀)


良疇寺 本堂


 良疇寺(りょうちゅうじ)は
滋賀県長浜市にある
臨済宗妙心寺派の寺院。

 JR北陸本線「長浜」駅
から車で約3分の所にある。

 1262年(弘長2年)
北条時頼の開創、
佐々木道倫を開基として
創建されたと云われる。

 時頼は鎌倉幕府第5代
執権である。開山に
天山和尚を迎えたという。

 時頼は執権を若くして
時宗に譲り出家して
最明寺殿と名乗り全国を
行脚したとされる。

 その折り、良疇寺に
滞在しそのお礼として
阿弥陀三尊像を寄進
したと云われる。

 その後、当地の湖北
の守護職・京極氏に命じ
寺地を寄進させるなど
厚く保護したという。

 境内に像高28m、
重量は88トンの大きな
青銅製の阿弥陀如来像
「びわこ大仏」が立つ。

 山門を潜った脇に
松尾芭蕉の句碑がある。


良疇寺 びわこ大仏


所在地 滋賀県長浜市下坂浜町86
山号 平安山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 阿弥陀如来
創建年 1262年(弘長2年)
開基 佐々木道倫
備考 びわこ大仏



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