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舎那院(滋賀)


舎那院 本堂


 舎那院(しゃないん)は
滋賀県長浜市にある
真言宗豊山派の寺院である。

 JR琵琶湖線「長浜」駅
から徒歩15分程の所にある。

 正式名は「勝軍山 新放生寺
舎那院」である。「芙蓉の
名所」で知られる。

 明治の神仏分離令までは
隣接する長浜八幡宮の
別当寺であったという。
 
 814年(弘仁5年)空海
による開創と伝えられる。

 後三条天皇の時代
七堂伽藍、49坊を有する
大寺であったという。

 16世紀の戦国の兵火
により堂宇を焼失したが
豊臣秀吉により再興。

 境内には本堂のほか
護摩堂、観音堂、鐘楼、
太子堂などの堂宇が建つ。

 七軒四面総欅造の
本堂は本尊・愛染明王
(秘仏)を安置する。

 桧皮葺屋根の美しい
護摩堂は中世の貴重な
遺構として県指定の
有形文化財である。


舎那院 護摩堂


所在地 滋賀県長浜市宮前町13-45
山号 勝軍山
宗派 真言宗豊山派
本尊 愛染明王
創建年 (伝)・814年(弘仁5年)
開基 (伝)空海
正式名 勝軍山 新放生寺 舎那院
備考 芙蓉の名所



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