松尾寺(滋賀)
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松尾寺 本堂 |
松尾寺(まつおじ)は
滋賀県米原市にある
天台宗の寺院である。
JR東海道本線「醒ヶ井」
駅から車で10分ほどの
醒ヶ井養鱒場の近くにある。
寺伝によれば、680年
(天武天皇9年)役行者が
修行の地として開山
したと伝えられる。
平安前期、霊仙寺
7ヶ寺の一つとして三修
上人の弟子・松尾童子が
伽藍を整備・中興。
江戸中期まで56坊を
有し栄えたと云われる。
本尊の十一面観音は
雲中から飛来との伝承から
「飛行観音」と呼ばれ
飛行機関係者の信仰がある。
現在の本堂は2012年
(平成24年)の再建。
養鱒所から松尾寺へ
向かう左手の霊仙寺は
霊仙三蔵法師を偲び
建立されたという。
法師はこの地に生まれ
育ち、三蔵法師の称号を
与えられた唯一人の
日本人と云われる。
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松尾寺 境内 |
所在地 |
滋賀県米原市上丹生2054 |
山号 |
普門山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
十一面観音 |
創建年 |
(伝)680年(天武天皇9年) |
開基 |
(伝)役行者 |
備考 |
飛行観音 |
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