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青岸寺(滋賀)


青岸寺 山門


 青岸寺(せいがんじ)は
滋賀県米原市にある
曹洞宗の寺院である。

 太尾山西麓、JR「米原」
駅の東500mの地点に建つ。

 南北朝時代の中期
近江の守護職・佐々木
京極道誉(どうよ)開創の
米泉寺が前身と云われる。

 1650年(慶安3年)
彦根大雲寺3世・要津守三
和尚が入山、敦賀の伊藤
五郎助の寄進により再興。

 1656年(明暦2年)
五郎助が卒し、彼の諡
(おくりな)青岸宗天に
因み青岸寺としたという。
 
 本尊は「お腹籠観音」
又は「旗竿の観音」という
聖観音立像を胎内仏とする
聖観音菩薩坐像である。

 築山林泉式枯山水庭園
「青岸寺庭園」で知られ
国指定の名勝である。

 庭園は石組みが多く
水を砂でなく苔で現す
枯山水に特徴がある。

 近江湖北二十七名刹
霊場第27番札所である。


青岸寺 青岸寺庭園


所在地 滋賀県米原市米原669
山号 吸湖山
宗派 曹洞宗
本尊 聖観音菩薩
開基 佐々木京極道誉
備考 近江湖北二十七名刹霊場第27番



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