清涼寺(滋賀)
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清涼寺 山門 |
清涼寺(せいりょうじ)は
滋賀県彦根市にある
曹洞宗の寺院である。
彦根市の東北、佐和山
の麓にある。彦根藩主・
井伊家の菩提寺である。
井伊直政は徳川
四天王の一人、関ヶ原
の戦い後、彦根に移封、
初代藩主となる。
1602年(慶長7年)
直政の死去により
その墓所として創建
されたと云われる。
寺地は佐和山城主・
石田三成の家老である
島左近の屋敷跡と
伝えられている。
寺号は直政の法名
「祥寿院殿清涼泰安大居士」
に由来するとされる。
かつては、雲水の
修行場であり、大老・
井伊直弼も参禅したという。
島左近が愛でた南天に
触れると腹痛を起こす
「左近の南天」など
「七不思議」が残る。
近江湖東二十七名刹
霊場3番札所である。
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清涼寺 本堂 |
所在地 |
滋賀県彦根市古沢町1100 |
山号 |
祥壽山 |
宗派 |
曹洞宗 |
本尊 |
釈迦牟尼仏 |
創建年 |
1602年(慶長7年) |
開基 |
井伊直政 |
備考 |
井伊家の菩提寺 |
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