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賢崇寺(東京)


賢崇寺 本堂


 賢崇寺(けんそうじ)は
東京都港区にある
曹洞宗の寺院である。

 東京メトロ南北線・
大江戸線「麻布十番」駅より
徒歩5分ほどの所にある。
近くに善福寺がある。
  参考→善福寺

 1635年(寛永12年)
鍋島勝茂が子・忠直
の菩提を弔うために
創建したとされる。

 勝茂は鍋島藩の初代
藩主である。忠直は疱瘡で
亡くなったという。

 当時、寺院の新立が
禁じられており、高輪の
正重寺を買収し、現在地に
移したと云われる。

 正式名「興国山 賢崇寺」。
「興国院殿敬英賢崇大居士」
という忠直の戒名に由来する。

 以来、歴代佐賀藩主
鍋島家の菩提寺となる。

 1936年(昭和11年)
2月26日の「2.26事件」で
処刑された17名とこの事件に
関わった22名の墓がある。

 東京大空襲により消失。
本堂は1972年(昭和47年)再建。


賢崇寺 鐘楼


所在地 東京都港区元麻布1-2-12
山号 興国山
宗派 曹洞宗
創建年 1635年(寛永12年)
開基 鍋島勝茂
正式名 興国山 賢崇寺
備考 鍋島家の菩提寺



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