長寿寺(鎌倉)
長寿寺(ちょうじゅじ))は
鎌倉市山ノ内にある
臨済宗建長寺派の寺院である。
1336年(建武3年)
足利基氏が父・尊氏の菩提を
弔い創建したと云われる。
寺名「長寿寺」は尊氏の
法名の「長寿寺殿」から
付けられたという。
以前は、境内自体が非公開
であったが今は春と秋の期間
限定で金・土・日(雨天中止)
だけ特別公開されている。
山門を潜ると正面に
本堂があり、本堂には本尊・
釈迦如来像が祀られている。
凜とした像容が印象的。
本堂から書院に回ると
手入れの行き届いた季節感
溢れる庭園が鑑賞できる。
観音堂には聖観音像が
安置されている。奈良の
円成寺の多宝塔を改造
移築したものという。
観音堂の右手から石段を
登ると足利尊氏の遺髪を
納めた宝篋印塔がある。
「シャガ」の寺でも
知られる。丁度見頃であり
一面に咲くシャガを鑑賞。
所在地 |
鎌倉市山ノ内1503 |
山号 |
宝亀山 |
宗派 |
臨済宗建長寺派 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
1336年(建武3年) |
開基 |
足利基氏 |
備考 |
シャガの寺 |
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