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祥雲寺(東京)


祥雲寺 本堂


 祥雲寺(しょううんじ)は
東京都渋谷区にある
臨済宗大徳寺派の寺院。

 東京メトロ日比谷線
「広尾」駅から徒歩
5分ほどの所にある。

 1623年(元和9年)
黒田長政の菩提を
弔うため、子・忠之が
創建したと云われる。

 長政は黒田官兵衛の
子で秀吉、家康に仕えた
初代筑前福岡藩主である。

 長政が帰依した大徳寺
(京都)の龍岳和尚を
開山として、長政の法名
より興雲寺と称する。
  参考→大徳寺

 のち、麻布に移り祥雲寺
と改め、1668年(寛文8年)
現在地に移転したという。

 江戸の臨済宗大徳寺派
触頭の寺格を持ち、福岡藩
黒田家の菩提寺となる。

 黒田長政の墓は墓標形
で覆屋に囲まれて立つ。

 墓地入口に「鼠塚」がある。
明治にペストが流行し
大量に駆除した鼠を供養する
ために建てられたという。


祥雲寺 黒田長政の墓


所在地 東京都渋谷区広尾5-1-21
山号 瑞泉山
宗派 臨済宗大徳寺派
本尊 釈迦如来
創建年 1623年(元和9年)
開基 黒田忠之
備考 黒田家の菩提寺



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