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柴又帝釈天(東京)


柴又帝釈天 二天門


 柴又帝釈天
(しばまたたいしょくてん)は
東京都葛飾区にある
日蓮宗の寺院である。

 正式名は「経栄山 題経寺」。
渥美清「男はつらいよ」の
寅さんゆかりの寺である。

 「京成柴又」駅から参道を
通り徒歩5分ほどの所にある。
 
 1629年(寛永6年)
日忠上人を開山に、弟子・
日栄上人を開基として
創建されたと云われる。
 
 1779年(安永8年)本堂
修復中、帝釈天像の板を
発見、本尊とする。その日が
庚申に当たり縁日となる。

 帝釈天は古代インドの
バラモン教の神が仏教に
取り込まれた守護神である。

 入母屋造瓦葺の二天門を
潜ると拝殿と奥の内殿
からなる釈迦堂が見える。

 内殿の外壁に装飾
彫刻が施されている。
なかでも法華経説話の
10面は見応えがある。

 池泉式庭園「邃渓園」
(すいけいえん)は向島の
庭師・永井楽山の設計という。


柴又帝釈天 釈迦堂


所在地 東京都葛飾区柴又7-10-3
山号 経栄山
宗派 日蓮宗
本尊 帝釈天
創建年 1629年(寛永6年)
開基 日栄上人
正式名 経栄山 題経寺
備考 寅さんゆかりの寺



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