本傳寺(大分)
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本傳寺 山門 |
本傳寺(ほんでんじ)は
大分県中津市にある
法華宗の寺院である。
寺院が並ぶ「寺町」の
一角、大法寺の近くにある。
参考→大法寺
創建については
詳細は定かでないが
1343年(康永2年)
開山されたともいう。
当初は、天台宗で
あったと云われる。
1605年(慶長10年)
本住院日住が住職の時
法華宗に改宗。
本堂は1806年(文化3年)
再建されたと云われる。
本尊は十界勧請大曼荼羅。
日蓮上人像は博多にある上人
立像を模して造られたという。
江戸時代後期の医者・
田中信平、通称「田信
(でんしん)」の墓所がある。
田信は書画作家、食道楽
の風流人としても知られ
中華料理書「卓子式
(しっぽくしき)」を出版。
中津の郷土料理など
にも影響を与えたという。
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本傳寺 本堂 |
所在地 |
大分県中津市寺町970 |
山号 |
本流山 |
宗派 |
法華宗 |
本尊 |
十界勧請大曼荼羅 |
創建年 |
1343年(康永2年) |
備考 |
田信の墓所 |
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