松厳寺（大分）

松厳寺　山門

　松厳寺（しょうがんじ）は
大分県中津市にある
臨済宗妙心寺派の寺院。

　JR中津駅から徒歩6分
ほどの寺院が並ぶ
「寺町」の一角にある。

　1678年(延宝6年)
奥平昌章が実父の
菩提を弔うため創建
したと云われる。

　昌章は奥平家6代目で
現在の栃木県宇都宮市に
建立したとされる。

　実父は五島淡路守盛勝。
戒名「松巌寺殿罷屋寿休
大居士」から「松巌寺」
と名付けたという。

　1717年（享保２年）
奥平氏の転封に伴い
中津に移転される。

　1734年（享保19年）
中津大火で焼失。

　現在の本堂は1828年
（文政11年）に再建され
1988年（昭和63年）大改修。

　観音堂には千手千眼
観音立像を祀る。毎年
8月9日の「七観音参り」
の時に公開される。

松厳寺　本堂