東江寺(東京)
東江寺(とうこうじ)は
東京都葛飾区にある
天台宗の寺院である。
JR常磐線「金町」駅から
徒歩10分ほどの所にある。
寺伝によれば、958年
(天徳2年)多田満仲・開創
の石峰寺が前身と伝える。
満仲は恵心僧都に
帰依し摂津多田の郷に
建立したと云われる。
満仲の念持仏という
薬師如来像は多田薬師
と呼ばれ、恵心僧都
の作とされる。
1583年(天正11年)
江戸本所に東江寺を建立し
多田薬師を移して本尊と
したと云われる。
上野の寛永寺の
末寺となり、また、
多田薬師は江戸名所の
一つであったという。
参考→寛永寺
1923年(大正12年)
関東大震災で本堂消失。
住職が本尊を背負い
難を逃れる。
1928年(昭和3年)
現在地に移転される。
所在地 |
東京都葛飾区東金町2-25-12 |
山号 |
玉嶋山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
薬師如来 |
創建年 |
(伝)958年(天徳2年) |
開基 |
(伝)多田満仲 |
備考 |
多田薬師 |
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