袋中寺(沖縄)
袋中寺(たいちゅうじ)は
沖縄県那覇市にある
浄土宗の寺院である。
沖縄・小禄の地にある
「袋中上人」ゆかりの
寺院で知られる。
袋中上人は江戸時代の
浄土宗の名僧である。
上人は中国(明)に
渡ろうとしたが、かなわず
琉球(沖縄)に上陸。
国王・尚寧(しょうねい)
や家臣・儀間真常の帰依を
受け念仏の教えを琉球に
広めた云われる。
袋中上人が再興の
檀王法林寺(京都)住職・
信ケ原良哉が那覇市に
「檀王別院袋中寺」を創建。
しかし、太平洋戦争で
焼失。沖縄返還を機に
再建の機運が高まる。
1975年(昭和50年)
当時の檀王法林寺の住職・
信ケ原良文師らの働きもあり
創建にこぎ着けたとされる。
袋中寺の初代開教使は
遠藤修雄師。島民の教化に
あたり今も念仏信仰は
島に生きているという。
所在地 |
沖縄県那覇市字小禄692 |
宗派 |
浄土宗 |
創建年 |
1975年(昭和50年) |
備考 |
袋中上人 |
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