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神宮寺(沖縄)


神宮寺 山門


 神宮寺(じんぐうじ)は
沖縄県宜野湾市にある
東寺真言宗の寺院である。

 「普天間」バス停より
徒歩5分ほどの所にある。

 寺伝によれば、1459年
(天順3年)尚泰久王の
勅願により住民の祈願所
として建立されたと伝える。

 また、一説には中城
城主・護佐丸が築城途中に
勝連城主・阿麻和利に
攻められて落城。

 その建築資材を輸送し
護佐丸の菩提を弔うために
創建されたとも云われる。

 首里から中部方面の
視察の際の休み処として
徐々に整備されたという。

 本尊は聖観世音菩薩。
明治の神仏分離までは
隣接する普天満宮の
別当寺であったとされる。

 毎年旧暦9月9日
重陽の節句「観音祭」は
秋の風物詩として知られる。

 首里の国王の公式参拝を
起源とし琉球王朝時代より
続く健康祈願の習慣行事
と云われる。


神宮寺 本堂


所在地 沖縄県宜野湾市普天間1-27-11
山号 普天満山
宗派 東寺真言宗
本尊 聖観世音菩薩
創建年 (伝)1459年(天順3年)
開基 尚泰久王
別称 普天間寺
備考 普天満宮の別当寺



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