護国寺(沖縄)
護国寺(ごこくじ)は
沖縄県那覇市にある
高野山真言宗の寺院である。
沖縄都市モノレール
「ゆいレール」旭橋駅から
徒歩15分ほどの所にある。
琉球の真言宗総本山で
現存する沖縄最古の
寺院であり、琉球国王
の祈願寺として知られる。
1368年(貞治7年)
薩摩国坊津の一乗院・
頼重(らいじゅう)法印が
開山したとされる。
法印は琉球国王・
察度(さっと)の尊信を
得て勅願寺として
建立したという。
以来、武寧王から
最後の尚泰王まで
王即位時に家来数百名と
共に参詣したと云われる。
明治の神仏分離までは
隣接する波上宮の別当寺
であったが、戦後からは
初詣の寺としても知られる。
境内に琉球王国時代の
小説「テンペスト」に
登場するベッテルハイム
博士の石碑がある。
所在地 |
沖縄県那覇市若狭1-25-5 |
山号 |
波上山 |
宗派 |
高野山真言宗 |
本尊 |
聖観世音菩薩 |
創建年 |
1368年(貞治7年) |
開山 |
頼重法印 |
正式名 |
波上山 三光院 護国寺 |
別称 |
波の上の寺 |
備考 |
沖縄最古の寺院 |
|