自性寺(大分)
自性寺(じしょうじ)は
大分県中津市にある
臨済宗妙心寺派の寺院。
JR日豊本線「中津」駅より
徒歩15分ほどの所にある。
1577年(天正5年)
中津藩主・奥平家の
藩祖・奥平信昌が
創建したと云われる。
信昌は奥平家の
菩提寺として万松寺を
三河新城(愛知県)に
開創したという。
奥平氏は徳川家康の
外孫として重視され
各地の藩主を務め
万松寺も転々と移転。
1711年(享保2年)
6代藩主・昌成が中津に
転封。万松寺も移転。
1745年(延享2年)
自性寺と改称される。
境内の「大雅堂」に
南画の大家・池大雅の
書画47点が保管・展示
されている。
12世・提洲和尚が
赴任する際、池大雅
夫妻を伴い、滞在中に
残した書画と云われる。
所在地 |
大分県中津市新魚町1903 |
山号 |
金剛山 |
宗派 |
臨済宗妙心寺派 |
本尊 |
釈迦牟尼 |
創建年 |
1577年(天正5年) |
開基 |
奥平信昌 |
備考 |
池大雅ゆかりの寺 |
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