覚林寺(東京)
覚林寺(かくりんじ)は
東京都港区にある
日蓮宗の寺院である。
東京メトロ南北線
「白金高輪」駅から
徒歩5分ほどの所にある。
戦国武将・加藤清正の
菩提寺は熊本の「本妙寺」
であるが、当寺院にも
位牌や像が祀られている。
参考→本妙寺(熊本)
この地はかつて熊本藩
中屋敷の一部とされる。
1631年(寛永8年)日延
上人が開創したという。
上人は清正が朝鮮出兵
の際に日本に連れてきて
育てた李氏朝鮮国の
王族の子と云われる。
清正ゆかりの寺、通称
「清正公(せいしょうこう)」
と呼ばれ、勝負祈願の寺として
「清正公さま」と親しまれる。
毎年5月4日・5日には
「清正公大祭」が行われる。
清正が信仰したという
毘沙門天を祀る。
江戸最初の七福神巡り
とされる元祖・山手七福神
の一つでもある。
所在地 |
東京都港区白金台1-1-47 |
山号 |
最正山 |
宗派 |
日蓮宗 |
本尊 |
釈迦牟尼仏 |
創建年 |
1631年(寛永8年) |
開山 |
日延上人 |
通称 |
清正公(せいしょうこう) |
備考 |
山手七福神(毘沙門天) |
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