高円寺(東京)
高円寺(こうえんじ)は
東京都杉並区にある
曹洞宗の寺院である。
東京で周知の地名・
駅名などの「高円寺」は
当寺院に由来する。
1555年(弘治元年)
中野成願寺・3世
建室宗正により開山
されたと云われる。
徳川3代将軍・家光が
鷹狩りの際、雨宿りに立ち
寄った寺とされる。
将軍としてでなく
一般の雨宿りの客として
さりげなくもてなし
気に入れられたという。
以来、何年も続き
広く知られるようになる。
境内の家光「お手植え
の茶の木」は、お礼として
宇治から取り寄せ自ら
手植えをしたものと伝わる。
この地は従来、小沢村と
呼ばれていたが、「高円寺村」に
改称され、現在の「高円寺」
の地名なったという。
徳川家ゆかりの寺で
所々に「葵の紋」が見られる。
所在地 |
東京都杉並区高円寺南4-18-11 |
山号 |
宿鳳山 |
宗派 |
曹洞宗 |
本尊 |
観音菩薩 |
創建年 |
1555年(弘治元年) |
開山 |
建室宗正 |
正式名 |
宿鳳山 高円寺 |
備考 |
徳川家ゆかりの寺 |
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