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帝釈寺(宮崎)



帝釈寺 山門


 帝釈寺(たいしゃくじ)は
宮崎県宮崎市にある
曹洞宗の寺院である。

 宮崎市街地の北端の
平和台公園の南側にある。

 この地は「下北方」いい
神武天皇が東征出発までの
宮居と伝わる「皇宮屋
(こぐや)」がある。

 寺伝によれば、613年
(推古21年)聖徳太子の
命により秦河勝が創建
したと伝えられる。

 日向宮崎の神武帝の
帝跡に伽藍を建立し
善法山「帝跡寺」と
号したと云われる。

 その後、後鳥羽上皇
の時代に、平景清が
伽藍を整備し寺名を
「帝釈寺」としたという。

 平家一門の菩提寺となり
供養したと云われる。

 1395年(応永2年)
宮崎鶴ケ城主・土持民部が
天海希曇禅師を招いて
曹洞宗に改宗したとされる。

 明治の廃仏毀釈でも
往古の因縁により
難を逃れた云われる。


帝釈寺 本堂


所在地 宮崎県宮崎市下北方町5272
山号 善法山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 (伝)613年(推古21年)
開基 秦河勝
備考 神武帝跡



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