TOP
大光寺(宮崎)



大光寺 山門(鐘楼門)


 大光寺(だいこうじ)は
宮崎県那珂郡にある
臨済宗妙心寺派の寺院である。

 JR日豊本線「佐土原」駅
から車で10分ほどの所にある。

 佐土原は中世は伊東氏、
江戸期は島津氏の城下町で
その文化遺産の一つが
大光寺と云われる。

 1335年(建武2年)
領主・伊東祐聡が岳翁長甫
(がくおうちょうほ)を
開山に迎えて創建したという。

 本尊の十一面観世音菩薩は
木造で像高68.4cmである。

 山門右手の宝物殿には
国の重要文化財指定の
造騎獅文殊菩薩、脇侍像
など多くの寺宝を保存する。

 また、一般的には
「延命菩薩」といわれる
地蔵菩薩半跏像もある。

 半跏像は右手を耳に
当てていることから
耳病平癒の「耳だれ仏」
として親しまれている。

 第42世・古月禅師は
東の白隠、西の古月と
称されるほどの高僧とされる。


大光寺 自国宝殿(仏殿)


所在地 宮崎県那珂郡佐土原町上田島767-6
山号 仏日山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 十一面観世音菩薩
創建年 1335年(建武2年)
開基 伊東祐聡
備考 佐土原城下町の遺産



TOP