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満福寺(鎌倉)


満福寺 山門 


 満福寺(まんぷくじ)は
鎌倉市腰越にある
真言宗大覚寺派の寺院である。
源義経ゆかりの寺である。

 744年(天平16年)
行基による創建とされる。

 関東に疫病が流行り
聖武天皇の命により祈祷。
疫病が治まった功徳により
この地に建立したという。

 義経が平家一門を倒し
凱旋するも兄頼朝の怒りを
買い鎌倉入りを許されない。

 仕方なく、義経はこの
腰越の地に留めおかれ
頼朝に謀反の気持ちがない
ことを手紙で綴る。

 それが有名な腰越状である。
本堂には腰越状の下書きと
いう書状が展示されている。

 本堂の展示コーナーでは
義経の生涯や弁慶の立往生の
襖絵など義経・弁慶ゆかりの
品々が数多く展示されている。

 本堂右手前に慈悲観音を
祀る。弁慶の腰掛け石や
手玉石などが残る。

 毎年4月中旬「義経まつり」
には、パレード、鼓笛など
もあり賑わいを見せる。


満福寺 本堂と慈悲観音


所在地 鎌倉市腰越2-4-8
山号 龍護山
宗派 真言宗大覚寺派
本尊 薬師如来
創建年 744年(天平16年)
開山 行基
正式名 龍護山 医王院 満福寺
備考 源義経ゆかりの寺



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