常忍寺(鳥取)
常忍寺(じょうにんじ)は
鳥取県鳥取市にある
日蓮宗の寺院である。
日蓮聖人の檀越・
富木(とき)常忍の
生誕地として知られる。
常忍は若い頃から
日蓮を支援。佐渡への
流罪時も物心両面から
支援したと云われる。
千葉に移住し下総の
豪族となり、日蓮没後
出家し日常上人となる。
徳川家康の側室・
お万(養珠院)は
日蓮宗に帰依、常忍を
偲ぶ寺を発願したとされる。
しかし、叶わず
孫の芳心院が鳥取藩主・
池田光仲の正室となり
遺志を引き継いだという。
芳心院死後の1742年
(寛保2年)やっと
開創されたと云われる。
現在の本堂は1818年
(文政元年)に再建。
江戸時代後期の遺構
として貴重な建築物で
国の有形文化財である。
所在地 |
鳥取県鳥取市行徳3-977 |
山号 |
鷲峰山 |
宗派 |
日蓮宗 |
本尊 |
一尊四菩薩 |
創建年 |
1742年(寛保2年) |
開基 |
芳心院 |
備考 |
富木常忍の生誕地 |
|