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光源寺(長崎)



光源寺 本堂


 光源寺(こうげんじ)は
長崎県長崎市にある
浄土真宗本願寺派の寺院。

 寺町通りの一番北側の
伊良林の大窪山麓にある。

 1631年(寛永8年)頃
長崎で布教を行った
松吟(しょうぎん)により
創建されたと云われる。

 松吟は柳川藩瀬高下庄
の光源寺の住職である。

 1637年(寛永14年)
長崎奉行・馬場三郎左衛門
から銀屋町に寺地を受領。

 それを機に柳川の光源寺を
弟に譲り、同名の光源寺を
開創したとされる。

 1676年(延宝4年)火災
の類焼により現在地に移転。

 埋葬後に子を産み落とし
夜な夜な飴を買いにゆく
「産女(うぐめ)の幽霊」、
「飴屋の幽霊」の民話が残る。

 裏手の墓地の一角に
「赤子塚民話の碑」がある。

 名工・藤原清永作、
国内唯一という幽霊の
木像は毎年8月16日に
一般公開される。


光源寺 赤子塚民話の碑


所在地 長崎県長崎市伊良林1-4-4
山号 魏魏山
宗派 浄土真宗本願寺派
開基 松吟
備考 産女の幽霊



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