雪蹊寺(高知)
雪蹊寺(せっけいじ)は
高知県高知市にある
臨済宗妙心寺派の寺院。
四国八十八箇所33番札所。
正式名は「高福山 高福院
雪蹊寺」である。
寺伝によれば、開基は
弘法大師で当初は真言宗で
「少林山高福寺」と
称していたと伝わる。
鎌倉時代に仏師・運慶と
長男の湛慶が訪れ仏像を造り
「慶運寺」に改称したという。
その後、荒廃するが
長宗我部元親の援助で
月峰和尚が臨済宗として
再興したとされる。
元親の法名「雪渓恕三
大居士」から「雪蹊寺」に
改め、長宗我部家の菩提寺
となったと云われる。
本尊・薬師如来像は
運慶の晩年の作という。
国指定の重要文化財である。
臨済宗妙心寺派の管長・
山本玄峰が青年の頃
雪蹊寺の前で行き倒れになり
山本太玄和尚に助けらたという。
梵鐘は山本玄峰の弟子・
中川宗淵よりの寄贈とされる。
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鐘楼 |
所在地 |
高知県高知市長浜857-3 |
山号 |
高福山 |
宗派 |
臨済宗妙心寺派 |
本尊 |
薬師如来 |
開基 |
(伝)空海(弘法大師) |
正式名 |
高福山 高福院 雪蹊寺 |
備考 |
四国八十八箇所33番札所 |
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