禅師峰寺(高知)
禅師峰寺(ぜんじぶじ)は
高知県南国市にある
真言宗豊山派の寺院である。
四国八十八箇所32番札所。
正式名は「八葉山 求聞持院
禅師峰寺」である。
標高82mほどの峰山の
頂上にあり、桂浜など
土佐湾を一望できる。
地元では峰寺(みねんじ・
みねでら)と呼ばれている。
寺伝によれば
聖武天皇の勅命により
行基が創建したと伝える。
その後、弘法大師が
求聞持法を修し海上安全を
祈願し十一面観音を刻み
本尊としたという。
出航する歴代の藩主
や漁民にも信仰篤く
「船魂(ふなだま)
観音」とも呼ばれる。
山門の1対の金剛力士像は
仏師・定明作といわれ
国の重要文化財である。
現在は収蔵庫にて保管。
山門を潜り石段を上ると
正面奥に本堂、左手に
大師堂がある。さらに
地蔵堂、阿弥陀堂と続く。
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本堂 |
所在地 |
高知県南国市十市3084 |
山号 |
八葉山 |
宗派 |
真言宗豊山派 |
本尊 |
十一面観音 |
開基 |
(伝)行基 |
正式名 |
八葉山 求聞持院 禅師峰寺 |
別称 |
峰寺(みねんじ・みねでら) |
備考 |
四国八十八箇所32番札所 |
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