法輪寺(徳島)
法輪寺(ほうりんじ)は
徳島県阿波市にある
高野山真言宗の寺院である。
四国八十八箇所9番札所。
正式名は「正覚山 菩提院
法輪寺」である。
田園地帯にあり
地元では「田中の法輪さん」
として親しまれている。
弘法大師が4km北方の
法地ヶ渓に仏の使いという
白蛇を見て釈迦涅槃像を
刻み創建したと伝える。
当初は「白蛇山法林寺」
と号したと云われる。
その後、長宗我部元親の
兵火により焼失したが
江戸期に再建し現在地に移転。
山号・寺号も改められる。
大師が刻んだとされる
本尊は四国霊場で唯一の
釈迦如来涅槃像である。
頭を北にして西を向いた
入滅(涅槃)の寝姿である。
秘仏で開帳は5年に1度。
「健脚祈願」の寺として
知られ、健脚祈願の草鞋が
多く奉納されている。「足腰
お願いわらじ」は人気とか。
所在地 |
徳島県阿波市土成町土成字田中198-2 |
山号 |
正覚山 |
宗派 |
高野山真言宗 |
本尊 |
釈迦如来涅槃像 |
開基 |
(伝)空海(弘法大師) |
正式名 |
正覚山 菩提院 法輪寺 |
備考 |
四国八十八箇所9番札所 |
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