龍安寺(京都)
龍安寺(りょうあんじ)は
京都市右京区にある
臨済宗妙心寺派の寺院である。
世界遺産に登録。
庫裏は木組と白壁の調和が
美しい簡素ながら重厚な禅宗
寺院の特徴をよく表している。
庫裏の西側に方丈(本堂)
がある。その方丈の前の庭が
世界的にも有名は石庭・
「龍安寺の石庭」である。
石庭は幅22m、奥行10m
ほどの敷地に白砂を敷き詰め
その中に15個の石を配する。
配置は5か所に点在させた
シンプルな「枯山水」の庭。
史跡・特別名勝である。
室町時代末期(1500年頃)
特芳禅傑などの禅僧により
造園されたと伝えられる。
しかし、有名な割には
作庭者などの詳細は不明で
石庭の意図も分からない。
「虎の子渡しの庭」とか
諸説あるが結局、見る人の
自由な解釈に委ねられている。
裏手に銭形の手を清める
「つくばい」がある。中央の
水穴を口の字として共用し
「吾唯足知」と読める。
所在地 |
京都市右京区龍安寺御陵下町13 |
山号 |
大雲山 |
宗派 |
臨済宗妙心寺派 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
1450年(宝徳2年) |
開基 |
細川勝元 |
備考 |
方丈石庭 |
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