善楽寺(高知)
善楽寺(ぜんらくじ)は
高知県高知市にある
真言宗豊山派の寺院である。
四国八十八箇所30番札所。
正式名は「百々山 東明院
善楽寺」である。
大同年間(806-809年)
弘法大師が土佐神社の
別当寺として建立した
と云われる。
江戸時代、土佐藩2代
藩主・山内忠義の外護
により寺運が栄える。
しかし、明治の廃仏
毀釈で廃寺となり、本尊・
阿弥陀如来と大師像が
国分寺に預けられる。
1876年(明治9年)
安楽寺が第30番札所となる。
1929年(昭和4年)
埼玉の東明院を遷し
60年ぶりに再興。
暫く、第30番札所が
2ヶ寺となり混乱。1994年
(平成6年)善楽寺が第30番、
安楽寺がその奥の院となる。
大師堂の大師像は
「厄除け大師」で知られる。
本堂の反対側に、地蔵堂、
子安地蔵、梅見地蔵が並ぶ。
所在地 |
高知県高知市一宮2501 |
山号 |
百々山 |
宗派 |
真言宗豊山派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
開基 |
(伝)空海(弘法大師) |
正式名 |
百々山 東明院 善楽寺 |
備考 |
四国八十八箇所30番札所 |
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