大日寺(高知)
大日寺(だいにちじ)は
高知県香南市にある
真言宗智山派の寺院である。
四国八十八箇所28番札所。
正式名は「法界山 高照院
大日寺」である。
聖武天皇の勅願により
行基が大日如来像を刻み
堂宇を建立して開創
したと伝える。
その後、弘法大師が
伽藍を整備し28番札所に
定めたと云われる。
江戸時代には土佐藩の
祈願所となり栄えたが
神仏分離令により廃寺。
その後再興し現在に至る。
本堂に本尊の大日如来が
安置されている。寄木造の
坐像、像高145cmで四国では
最大級と云われる。
脇仏の聖観音像とともに
国の重要文化財である。
大師が楠の生木に爪で
薬師如来を彫ったという
「爪彫り薬師」が奥の院に
祀られている。
奥の院の脇の湧水
「大師加持水」は高知名水
40選に選ばれている。
| 所在地 |
高知県香南市野市町母代寺476-1 |
| 山号 |
法界山 |
| 宗派 |
真言宗智山派 |
| 本尊 |
大日如来 |
| 開基 |
(伝)行基 |
| 正式名 |
法界山 高照院 大日寺 |
| 備考 |
四国八十八箇所28番札所 |
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