金泉寺(徳島)
金泉寺(こんせんじ)は
徳島県板野郡にある
高野山真言宗の寺院である。
四国八十八箇所3番札所。
正式名は「亀光山 釈迦院
金泉寺」である。
聖武天皇の勅願により
行基が開創し金光明寺と
称したとたと伝わる。
弘法大師が巡錫の際
日照りに苦しむ村民のため
井戸を掘ると「黄金の霊水」
が湧き出たという。
そのため「金泉寺」と
寺名を改めたと云われる。
その井戸は大師堂近くの
黄金地蔵尊堂内にある。
亀山天皇の帰依が篤く
三十三間堂を建立し
山号を「亀光山」として
学問所にしたと云われる。
朱塗りの山門を潜ると
左手に鐘楼、右手に八角
観音堂がある。格天井に
花鳥が描かれている。
平家追討のため屋島に
向かう源義経が立ち寄り
戦勝祈願をしたと云われる。
その時、弁慶が持ち上げた
という「弁慶の力石」がある。
| 所在地 |
徳島県板野郡板野町大寺66 |
| 山号 |
亀光山 |
| 宗派 |
高野山真言宗 |
| 本尊 |
釈迦如来 |
| 開基 |
(伝)行基 |
| 正式名 |
亀光山 釈迦院 金泉寺 |
| 備考 |
四国八十八箇所3番札所 |
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