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極楽寺(徳島)



極楽寺 山門(仁王門)


 極楽寺(ごくらくじ)は
徳島県鳴門市にある
高野山真言宗の寺院。

 四国八十八箇所2番札所。
正式名は「日照山 無量寿院
極楽寺」である。

 創建は定かでないが
行基が開創したと伝わる。

 弘法大師が修法結願日に
阿弥陀如来を感知し
その姿を刻んで本尊
としたとされる。

 しかし、本尊の後光が
沖まで達し漁業に支障。
そこで本堂の前に小山を築き
光を遮ったと云われる。

 以来、大漁が続きこれが
山号「日照山」の由来という。
本尊の木造の阿弥陀如来坐像は
国指定の重要文化財である。

 長宗我部元親の兵火で
焼失するも1659年(万治2年)
蜂須賀光隆により再建。

 大師堂の大師像は
大師の加持祈祷で子宝に
恵まれたという由縁により
「安産大師」とも呼ばれる。

 大師お手植えと伝える
「長命杉」は幹に触れれば
長寿を授かるという。


極楽寺 本堂


所在地 徳島県鳴門市大麻町桧字ダンノ上12
山号 日照山
宗派 高野山真言宗
本尊 阿弥陀如来
開基 (伝)行基
正式名 日照山 無量寿院 極楽寺
備考 四国八十八箇所2番札所



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