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乗禅寺(愛媛)



乗禅寺 仁王門


 乗禅寺(じょうぜんじ)は
愛媛県今治市にある
真言宗豊山派の寺院である。

 今治市街地から車で
10分ほどの延喜地区にある。

 正式名「普門山 瑞鷹院
乗禅寺」。四国八十八箇所
の巡礼寺院ではないが
地元に溶け込んだ寺院である。

 通称「えんぎ観音」
地元では「延喜の観音さん」
で親しまれている。

 創建は定かでないが
頓魚上人が醍醐天皇の
信任を受け開創したともいう。

 年号を延喜と改元
すると共に天皇の勅願寺
となったとされる。

 その後、後醍醐天皇の
帰依を受け、再び七堂伽藍を
改築造営したと云われる。

 仁王門を潜ると慈照門
といわれる山門がある。

 本堂に安置する本尊の
如意輪観世音菩薩は秘仏で
33年に1度しか開扉されない。

 裏山の宝篋印塔等の
石塔群は鎌倉末期の石造物で
指定重要文化財である。


乗禅寺 本堂


所在地 愛媛県今治市延喜甲600
山号 普門山
宗派 真言宗豊山派
本尊 如意輪観世音菩薩
開基 頓魚上人
正式名 普門山 瑞應院 乗禅寺
通称 えんぎ観音
備考 石塔群



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