仙遊寺(愛媛)
仙遊寺(せんゆうじ)は
愛媛県今治市にある
高野山真言宗の寺院である。
四国八十八箇所58番札所。
正式名は「作礼山 千光院
仙遊寺」である。
山号でもある作礼山
の山頂近く、市街地、
瀬戸内海など見晴らし
の良い高台にある。
天智天皇の勅願に
より伊予の越智守興が
創建したと云われる。
本尊の千手観音は
天智天皇の守護仏で
龍女がこの作礼山で
彫ったという伝承がある。
寺号「仙遊寺」は
40年住み突然姿を消した
阿坊仙人に由来するという。
その後、荒廃したが
弘法大師が伽藍を整備再興。
大師が掘ったとされる
「大師加持水」は多くの
病を救ったと伝えられる。
宥蓮上人を供養する
五輪塔がある。上人は日本
最後の即身成仏として
入定したと云われる。
所在地 |
愛媛県今治市玉川町別所甲483 |
山号 |
作礼山 |
宗派 |
高野山真言宗 |
本尊 |
千手観音 |
開基 |
(伝)越智守興 |
正式名 |
作礼山 千光院 仙遊寺 |
備考 |
四国八十八箇所58番札所 |
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