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郷照寺(香川)



郷照寺 本堂


 郷照寺(ごうしょうじ)は
香川県宇多津町にある
時宗の寺院である。

 四国八十八箇所78番札所。
正式名は「仏光山 広徳院
郷照寺」である。

 寺伝によれば、725年
(神亀2年)行基が
阿弥陀如来を本尊として
創建したと伝える。

 当初は、道場寺と
呼ばれていたと云われる。
815年(弘仁6年)空海・
弘法大師が伽藍を整備。

 自作の大師像を刻み
厄除けの誓願をしたという。
「厄除けうたづ大師」
として信仰を集めている。

 後に、時宗の開祖・一遍
上人が踊り念仏の道場とし
1664年(寛文4年)
郷照寺に改称したとされる。

 四国八十八箇所霊場
唯一の時宗札所である。

 山門を潜り参道を進み
境内に入ると右手に本堂、
その奥に大師堂がある。

 大師堂の左の地下に
万躰観音の洞窟があり
3万体の観音像が並ぶ。


郷照寺 大師堂


所在地 香川県綾歌郡宇多津町字山下1435
山号 仏光山
宗派 時宗
寺格 総本山
本尊 阿弥陀如来
創建年 (伝)725年(神亀2年)
開基 (伝)行基
正式名 仏光山 広徳院 郷照寺
備考 四国八十八箇所78番札所



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