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大覚寺(京都)


大覚寺 式台玄関  


 大覚寺(だいかくじ)は
京都市右京区にある
真言宗大覚寺派の大本山。

 正式名は「旧嵯峨御所
大覚寺門跡」である。

 心経写経の根本道場、
いけばな「嵯峨御流」の
総司所でもある。

 式台玄関は江戸時代の
建造物で玄関正面を飾る
松二山鳥図は狩野永徳筆。

 玄関から正寝殿(客殿)、
宸殿、御影堂、五大堂と
板敷きの渡り廊下が続く。

 嵯峨天皇の信任が厚い
空海が離宮内に五大明王を
安置する堂を建てたのが
始まりと云われる。

 春の特別名宝展「大覚寺
と源平時代」開催中。五大
明王像他文化財が特別公開。

 本堂である五大堂の
東側の縁から大沢池を望む。
中国の洞庭湖を模して
嵯峨天皇が築造したいう。

 池の周囲は約1kmあり
日本最古の人造林泉である。
池に菊ヶ島と天神島が浮かぶ。
桜が見頃で趣のある湖畔風景。


大覚寺 大沢池を望む


所在地 京都市右京区嵯峨大沢町4
山号 嵯峨山
宗派 真言宗大覚寺派
寺格 大本山
本尊 不動明王ほか五大明王
創建年 876年(貞観18年)
開基 嵯峨天皇
正式名 旧嵯峨御所 大覚寺門跡
備考 真言宗十八本山5番



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