円通寺(東京)
円通寺(えんつうじ)は
東京都荒川区にある
曹洞宗の寺院である。
東京メトロ日比谷線
「三ノ輪」駅から徒歩で
5分ほどの所にある。
寺伝によれば、791年
(延暦10年)奥州平定の
征夷大将軍・坂上田村麻呂
による開創と伝えられる。
八幡太郎こと源義家は
後三年の役で奥州平定の
帰路、反乱軍の首級48を
この地に埋めたと云われる。
江戸と奥州をつなぐ
旧日光街道沿いにあり
奥州平定の2人の武将の
ゆかりの寺でもある。
境内には上野の寛永寺
にあった黒門(総門)が
移築されている。
参考→寛永寺
上野戦争で新政府軍と
激突し戦死した彰義隊を
荼毘に付した縁と云われる。
黒門は彰義隊最後の砦で
無数の弾痕が残る。背後に
彰義隊戦死者の墓がある。
「死節之墓」の墓石には
土方歳三、近藤勇の名もある。
所在地 |
東京都荒川区南千住1-59-11 |
山号 |
補陀山 |
宗派 |
曹洞宗 |
本尊 |
聖観音菩薩 |
創建年 |
(伝)791年(延暦10年) |
開基 |
(伝)坂上田村麻呂 |
備考 |
黒門 |
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