福聚寺(福岡)
福聚寺(ふくじゅじ)は
福岡県北九州市にある
黄檗宗の寺院である。
小倉の街の東に聳える
足立山の麓・足立森林
公園の一角にある。
1665年(寛文5年)
小倉小笠原の初代藩主・
小笠原忠真(ただざね)が
創建したと云われる。
忠真は隠元の高弟の
中国僧・即非如一を開山に
迎えて小笠原家の菩提寺
としたとされる。
1679年(延宝7年)
2代藩主・忠雄が寺地を改め
七堂伽藍を配し塔頭25坊を
有する大寺となったという。
しかし、1866年(慶応2年)
長州との戦いによる兵火で
多くが焼失したと云われる。
仏殿(本堂)は1802年
(享和2年)の再建であるが
中国風の建築様式で昔日の面影を
残していると云われる。
総門、不二門、鐘楼
なども焼失を逃れたという。
境内には初代忠真夫妻、2代
忠雄、8代忠嘉、9代忠幹の墓所、
初代住持・即非の墓などがある。
所在地 |
福岡県北九州市小倉北区寿山町6-7 |
山号 |
広寿山 |
宗派 |
黄檗宗 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
1665年(寛文5年) |
開基 |
小笠原忠真 |
備考 |
小倉藩主・小笠原家の菩提寺 |
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