祥泉院(神奈川)
祥泉院(しょうせんいん)は
横浜市青葉区にある
曹洞宗の寺院である。
創建は定かでないが
天文年間(1532-1557年)
村田太郎左衛門祥本
により開創されたという。
武蔵風土記によれば
本尊は徳川時代には
木の座像で六寸ほどの
十一面観音と記されている。
しかし、明治15年
民家の飛び火で全焼し焼失。
現在の本尊は
祥泉院の末寺・秋光寺
にあった西国三十三体
観世音菩薩とされる。
山門は昭和40年に
東京・渋谷の長泉寺から
移築され平成元年に
大改修されたものという。
聖徳太子堂には
聖徳太子16歳孝養像を祀る。
境内にある都筑の防人
の歌を刻む「万葉乃歌碑」は
「都筑」とある最古の史跡の
ものとも云われる。
鐘楼の鐘は毎朝晩鳴らし
除夜の鐘や正月には地域の鐘
として開放している。
所在地 |
横浜市青葉区みたけ台32-17 |
山号 |
長谷山 |
宗派 |
曹洞宗 |
本尊 |
西国三十三体観世音菩薩 |
開基 |
村田太郎左衛門祥本 |
備考 |
万葉乃歌碑 |
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