醍醐寺(京都)
醍醐寺(だいごじ)は
京都市伏見区にある
真言宗醍醐派の総本山である。
世界遺産に登録されている。
豊臣秀吉による「醍醐の
花見」として知られており
丁度桜満開時の探訪である。
弘法大師の孫弟子の理源
大師・聖宝が泉の水(醍醐水)
湧く山に准胝・如意観音を
刻み祀ったのが起源という。
薬師堂や五大堂などがある
山上の上醍醐と山下の下醍醐
に分かれる。仁王門(西大門)を
潜ると下醍醐の伽藍が広がる。
国宝の五重塔は火災など
受けず平安時代から残る
京都最古の木造建築という。
霊宝館には国宝41点を含む
寺宝を多数収蔵している。
幸いにも春の特別公開中。
薬師堂の本尊の薬師三尊像
(国宝)他、千手観音立像、
如意輪観音座像などを拝観。
三宝院は本坊的な存在で
三宝院の唐門(国宝)は
桐と菊の浮彫があり黒の漆塗
と金箔の紋がひときわ目立つ。
三宝院の表書院は国宝。本堂に
快慶作の弥勒菩薩を安置する。
所在地 |
京都市伏見区醍醐東大路町22 |
山号 |
醍醐山、深雪山 |
宗派 |
真言宗醍醐派 |
寺格 |
総本山 |
本尊 |
薬師如来 |
創建年 |
874年(貞観16年) |
開基 |
理源大師・聖宝 |
備考 |
真言宗十八本山第12番 |
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