海向寺(山形)
海向寺(かいこうじ)は
山形県酒田市にある
真言宗智山派の寺院である。
JR羽越本線「酒田」駅
から車で5分程の「日和山
公園」の手前にある。
創建は定かでないが
空海(弘法大師)により
開かれたと伝えられる。
その後、真然上人が
堂宇を建立し湯殿山大権現を
祀り本尊としたという。
即身仏(ミイラ仏)が
2体あることで知られる。
全国24体の即身仏のうち
東北地方に16体、山形県に
8体、庄内地方に6体といわれ
2体あるのはここだけという。
忠海上人、円明海上人の
2体が即身仏堂に祀られている。
出羽三山の一つ「湯殿山」
信仰の影響があるといわれ
湯殿山仙人沢にこもり
1000日修行を積むとされる。
木の実だけの木食修行後
土中で鐘を鳴らし読経・土中
入定して即身仏となるという。
湯殿山注連寺の元末寺で
湯殿山行者の秘法の寺である。
所在地 |
山形県酒田市日吉町2-7-12 |
山号 |
砂高山 |
宗派 |
真言宗智山派 |
本尊 |
大日如来 |
開基 |
(伝)空海 |
備考 |
即身仏 |
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